こんにちはアジア旅行とホテル巡りが大好きな「旅狸」と申します。
ベトナムのハノイは一度訪れてからノスタルジックな古い街並みと、フランス統治時代のなごりがある建築物、程よい喧騒のバランスが大好きで良く訪れる街です。
今日はそんなハノイについてご紹介していきます。
目次
ハノイ観光におすすめの滞在エリア①.旧市街(ホアンキエム湖北側)周辺エリア
旧市街地の目印として、まず「ドンスアン市場」という大きな市場を起点に街歩きするといいでしょう。
空港からでもタクシー運転手にドンスアンマーケットと伝えるか、地図を見せると理解してもらえるはずです。
市場の中は雑多で食料品から果物、衣料品などが大量に積み重ねてあり、観光客が買い物をする、というよりは地元の人たちや卸売り業者が行き交っていますので土日は特に混雑しています。
旧市街は、ヨーロッパ系や中国からの観光客が多い、ハノイの観光名所の一つ。
ただ、ベトナム名物のフォーが一杯50円で食べられるなど、物価は地元価格
なので、リーズナブルに観光を楽しむことができます。
市場から南へ向かって昔ながらの旧市街が広がっています。
どこを通ってもフォトジェクニックな光景で、写真を沢山とりたくなるでしょう。
ただし歩道はせまく、路上駐車やバイクも多いため、事故やスリには注意してください。
南方向ホアンキエム湖に向かうにしたがって、観光客向けのお洒落なカフェやレストランが増えてきます。
かわいくて安いミニホテルが多いのも、このエリアの特徴です。
逆に起点となるドンスアン市場から200メートルほど北東に向かうと、大きな川にかかる「ロンビエン橋」という趣のある鉄道橋が見えてきます。
土日には地元の学生やカップル達が、線路の上を歩いて撮影会をしています。
数時間に1度、ゆっくりと貨物車や客車が通ります。
すぐ近くの古い駅舎「ロンビエン駅」と合わせて、インスタ映えする写真が撮れること間違いなしです。
旧市街(ホアンキエム湖北側)周辺エリアのおすすめホテル①.MKプレミア・ブティックホテル
ホテル名:MKプレミア・ブティックホテル
住所:72-74 Hang Buom Street, Hoan Kiem District, Hanoi, Vietnam
料金:1泊6,235円~
旧市街のど真ん中にあり、ハノイ旧市街の雰囲気を存分に味わえます。
朝起きるのが早いベトナムの人々が、バイクで前の道路を行き交うので、まるで現地に住んでいるような感覚を覚えますよ。
「そんな活気ある場所のホテルならうるさいんじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。
が、ご安心下さい。
MKプレミア・ブティックホテルは、ハノイの押しも押されぬ4つ星ホテル。
なので、防音対策はしっかりされています。
朝食用レストランや屋上のルーフトップバーが広々としていますので、旧市街の中にありながらも、ゆったりした気分で過ごせます。
部屋には、日本のホテルと同じようなアメニティーグッズが備えられています。
バスタブが完備されている点も、日本人にはうれしいポイントです。
さらにベトナムらしい点は、バナナが常備されてること。
食べ終わったら新しいバナナを持ってきてくれます。
日本で食べているバナナとは比較にならないくらい甘いので、宿泊した際はぜひご賞味下さい。
また、疲れた体を癒すには地下一階のスパがオススメです。
こちらのスパは、在住日本人にも評判です。
宿泊者であれば、20%程度の割引を受けることができます。
ただ、仮に割引がなくても40分で3,000円~という、ベトナムプライスでスパを楽しむことができます。
こちらもぜひ体験してみて下さい。
近くには、ベトナム料理の中で有名な「フォー」や「ブンチャー」の有名店や系列店も多く、食事や買い物には困りません。
屋台も出るので賑やかです。
ハノイ観光におすすめの滞在エリア②.ハノイ大教会(ホアンキエム湖西側)周辺エリア
教会通り周辺を街歩きする時に起点となるのは、「ハノイ大教会(セントジョセフ教会)」です。
教会まわりには、お昼はオープンテラスとしてカフェを楽しめ、夜はバーにもなるオシャレなお店が沢山あります。
ヨーロッパからの旅行客や、バックパッカーがまったり過ごしている光景をよく見かけます。
そして、なんと言っても、オススメは夕暮れ時です。
入り日に映える教会が、ヨーロッパとアジアを融合させた何とも言えない幻想的な空間を生み出します。
教会の中に入ることも可能で、美しいステンドグラスを見ることができます。
教会から南や西へ少し歩くと、各大使館、航空会社のオフィス、ツアー会社が多く集まっており、バックパッカー旅行者には便利な場所ですね。
また徒歩圏内500メートル範囲には、観光地として定番のベトナム軍事歴史博物館やホアロー収容所などがあります。
少し足を伸ばせば、ホーチミン博物館、一柱寺、ホーチミン廟などもあり、観光地をまとめてまわりたい場合にはおすすめの滞在エリアです。
教会エリア周辺にはマッサージ店が多いのも特徴です。
歩き回って疲れて帰ってきて、格安フットマッサージ店で足の疲れを癒すのも楽しみのひとつです。
ハノイ大教会(ホアンキエム湖西側)周辺エリアのおすすめホテル①.シルクパスホテル (Silk Path Hotel)
ホテル名:シルクパスホテル (Silk Path Hotel)
住所:195-199 Hang Bong,Hang Bong, Hoan Kiem, Ha Noi
料金:1泊6,286円~
ハノイ大教会周辺の4つ星ホテルです。
このエリアでは、かなり高級なホテルになりますね。
シルクパスホテルへは、クラシックカーでのお迎えのサービスがあります。
このクラシックカーのお迎えサービスは、ぜひ一度体験してもらいたいですね。
さて、実際にホテルに到着すると、「本当にこんな高級ホテルに泊まれるの?」、そう心配になってしまうかもしれません。
そのくらい、ゴージャスなホテルです。
中庭にはプールがあり、24時間いつでも泳ぐことができます。
また、プールにはバーも併設されています。
プールに入らなくとも、足をプールにつけながら、お酒やカクテルを楽しんじゃいましょう。
ハノイ大教会周辺のエリアでは、指折りの高級ホテルであるシルクパスホテル。
ですが、日本人にとってはビジネスホテル感覚で宿泊できます。
部屋をアップグレードしても1万円弱。
なので、どうせならワンランク上の部屋に宿泊するのもおすすめです。
ワンランクアップするだけでも、部屋のクオリティはぐっと上がります。
さらに、リッチな気分を味わえるのは間違いありません。
ホテルのサービスについても、素晴らしいものがあります。
チェックインの待ち時間にはコーヒーサービス、チェックアウトの際は空港等への送迎があります。
ホテルの立地条件は非常によく、周辺は高級住宅街となっています。
少し歩くと、高級ブランド店が軒を連ねています。
なので、周りは落ち着いた雰囲気で治安も非常に良いです。
しかし残念ながら高級街のため、コンビニが近くにありません。
この点は注意が必要ですね。
ハノイ観光におすすめの滞在エリア③.オペラハウス(市劇場)周辺エリア
フランス統治時代のなごりがある建築物が多いのが、オペラハウス周辺です。
オペラハウスを起点として街歩きをすると、わかりやすいですよ。
他のおすすめエリアと違って車線の多い幹線道路沿いになります。
道はわかりやすいのですが交通量が多いエリアなので、道路の横断には気をつけたましょう。
このエリアには高級ホテルやブティックが多いため、買い物、ホテル内のカフェでアフタヌーンティー、ディナーを楽しめます。
フレンチ料理とアジア料理が合わさったフュージョン料理のコースが充実している、ホテルレストランが多いですね。
ヒルトンハノイオペラ、ソフィテル・メトロポールハノイなどは、建物の外観・内装の雰囲気に歴史を感じます。
とても人気で、夫婦やカップルが帰国前日にディナーを楽しんでいる様子を、よくみかけます。
街歩きにおすすめなのは夜です。
ライトアップされる建物が多く幻想的です。
オペラハウス周辺から西北のホアンキエム湖までは、500メートルぐらいです。
夜景を眺めながら歩き、湖の周りをゆっくり散策して戻って来るコースがおすすめです。
週末になると、公園や広場で家族連れがのんびりと過ごしています。
現地の人たちと一緒に、ゆっくりした時間の流れを味わうのもおすすめです。
オペラハウス(市劇場)周辺エリアのおすすめホテル①.タンロンオペラホテル
ホテル名:タンロンオペラホテル
住所:1c Tong Dan Street Hoan Kiem District, ホアンキエム区, ハノイ, ベトナム
料金:1泊4,772円~
オペラハウス周辺はヒルトンホテルを始めとして、高級ホテルが集まっています。
そんな中で、1泊5,000円程度から泊まることのできるタンロンオペラホテルは、かなりリーズナブル。
ただ、1泊5,000円のホテルとあなどるなかれ!
タンロンオペラホテルのクオリティは、1泊5,000円のレベルを大きく超えています。
部屋は広々としてますし、清掃も行き届いています。
さらに、スタッフのホスピタリティも素晴らしい。
加えて、この価格帯のホテルとしては朝食のバラエティも豊富で味が良い。
ただ、難点を言うならフィットネス・プールといった設備が無いこと。
この辺りはやはり高級ホテルには見劣りしますね。
が、この点を差し引いても、お値段以上の価値があるホテルなのは間違いありません。
オペラハウス周辺エリアでコスパの良いホテルに泊まりたいならイチオシですよ!
ハノイ観光におすすめの滞在エリア④.タイ湖周辺エリア
日本人旅行者がベトナムにきて、まず驚くことがバイクの多さやその喧騒だと思います。
ハノイの中心地区はバイクのクラクション、人々の声、工事の騒音など、常に音とともにあると言った状態です。
静かな日本から来ると、その環境に耐えられず、ストレスになってしまうこともあります。
しかし、ハノイの中心にありながら、喧騒から逃れられる閑静な住宅エリア、それがタイ湖周辺エリアです。
ハノイ一大きな湖であるタイ湖の周辺には、日本人や欧米人が多く居住し、外国人向けのスーパーマーケットやレストランが密集しています。
他のローカルエリアとは違った雰囲気で、落ち着いた場所です。
ベトナムへリフレッシュを目的とした休暇で来るなら、このエリアに宿泊するのをおすすめしたいです。
- 湖畔のホテルでのんびり読書をしながら過ごすのもよし
- ゴルフの打ちっ放しをするのもよし
- おしゃれなカフェやレストランでリラックスできる時間を過ごすのもよし
このエリアは、落ち着いて過ごしたい方に最適です。
5つ星ホテルでは宿泊者でなくても、アフタヌーンティーやバーを利用することができます。
特に夜は夜景が美しい開放的なバーで、おいしいお酒を飲みながら一日を締めくくるなんて、旅の最高の楽しみだと思います。
タイ湖周辺エリアのおすすめホテル①.サンセットウエストレイクハノイ
ホテル名:サンセットウエストレイクハノイ
住所:491 – 493 Lac Long Quan Street, タイホー区, ハノイ, ベトナム
料金:1泊3,213円~
タイ湖周辺には5つ星・4つ星の高級ホテルがたくさんあります。
こういった高級ホテルからの眺めはまさに圧巻。
タイ湖のきれいな景色を一望できます。
これに対して、タイ湖周辺の安宿はせっかくタイ湖の近くにあるのに、眺めはいまいちで、その立地の利点を生かし切ってないようなホテルも多数見られます。
ただ、そんな中でも、こちらのサンセットウエストレイクハノイは一味違います。
宿泊料金は1泊3,000~4,000円程度とリーズナブル。
ですが、客室からの見えるタイ湖の眺めは一流ホテルにも負けません。
まぁ、客室は見劣りしますが(笑)、それでもこの価格帯のハノイのホテルではかなり清潔感があるホテル。
タイ湖周辺で客室からの景色が良くて、なおかつリーズナブルな宿を探してるあなたには、サンセットウエストレイクハノイはおすすめですよ。
ハノイ観光におすすめの滞在エリア⑤.ハイバーチュン地区エリア
ハイバーチュンエリアは、観光エリアであるホアンキエム湖周辺エリアから南に少しいった地区。
日系の企業が進出しており、単身の日本人が多く居住しているエリアです。
そのため、このエリアには日本食レストラン、イタリアン、フレンチ、高級ベトナム料理レストランなどが多く揃っています。
「食」をテーマにベトナムを訪れる観光客にとって、便利なエリアです。
また観光エリアよりも治安が良く、ぼったくりのタクシーに遭う確率も少ないです。
大型バスが泊まれるような広めの道路に面したホテルも多いため、団体旅行の際にはこのエリアに宿泊するのがおすすめです。
このエリアには、大きなショッピングセンターがあり、スーパーマーケットでのお土産探しやブランド品などの買い物もできます。
また映画館もあるので、ベトナム映画を鑑賞してみるのも面白いでしょう。
言葉は分からないかもしれませんが、ベトナム映画の雰囲気やトレンドを知ることができますよ。
またハノイで一番大きな公園である統一公園も近く。
こちらに早朝に訪れてみると、ベトナム人がダンスやエアロビクス、太極拳などの運動をしています。
一緒に混ざることも可能ですので、ローカル気分を味わいたい方はベトナム人と一緒に運動してみてはいかがでしょうか。
ハイバーチュン地区エリアのおすすめホテル①.ホテル1-2-3ハノイ
ホテル名:ホテル1-2-3ハノイ
住所:34 Nam Ngu
料金:1泊4,645円~
日本でもチェーン展開しているホテルグループの、初海外店舗となるホテルです。
日本人が常駐しているので、安心して宿泊できます。
このホテルの特徴は、日本人経営ならではの気の利いたサービス。
例えば、
- HP経由での宿泊予約限定で、スナックやビールなどの飲み物が無料で付く
- 男性用の大浴場が完備されている
といったところ。
朝食はベトナム料理のほかに日本食もあり、おにぎりやお味噌汁がいただけます。
なので、ベトナム料理が口に合わない方でも安心です。
客室も掃除が行き届いていて、清潔で気持ちがいいです。
さらに、日本のテレビ番組も視聴可能。
毎週見ているドラマを見逃すこともありませんね。
ちなみに、グルメストリートと呼ばれる、イタリアン、フレンチ、ベトナム料理の名店が集まる通りに面しているのもこのホテルの強み。
食事のために、わざわざタクシーを呼ぶ必要はありませんよ。
ハノイ観光におすすめホテルと宿泊エリア5選!のまとめ
ベトナムのハノイが他の東南アジアには無い雰囲気をもつ理由は、色々なものが融合している都市だからでしょう。
「アジアとヨーロッパ」「旧市街と近代建築」「ベトナム料理とフレンチ料理」どれもお互いが主張しすぎず、優しくハイブリッドされた街だと言えます。
最初はバイクが多くてびっくりするかもしれません。
が、2~3日すればすぐ慣れて、バイクの波の中を平気で横切る自分に驚くはずです。
今回おすすめしたエリアは、2泊3日程度あれば十分満喫できると思います。
3~4泊されるなら更に足を伸ばして、世界遺産のニンビンやハロン湾に訪れるのもおすすめです。
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